うどん独楽吟
綾歌郡 1

国分寺 山下を追加 11/29

たのしみは 真中にある大釜が 立てる火の音 舞い上がる湯気

山下 国分寺町国分

   

旧国道11号線はこの店の前を通っていた
バイパスはその町に用を持たぬ通過客を集め、
いつしか通りかかりに寄ったという客まで吸い込んでしまう
道路際とはいえ余りにさりげ無く位置しているので注意していないと通り過ぎてしまう

地元に愛され、地元に密着している店にとっては痛手ではあっても
腕を頼りに
味を守って毎日いいものを提供することの積み重ねが「のれん」に継がる
ここもその店である
昼を過ぎた時刻でも次々と客が入ってきてうどんを食べていく

厨房にどんと居座った大釜がゴーゴー音を立ててたぎっている
冷たいのを頼むとザルかぶっかけかと聞かれる
ぶっかけは山ほどかかって麺が見えないほどの花かつおがのっている
寸胴のだしをかけていただく

ずっしりとした重量感ある麺
噛めば押し返してくる麺の歯応え
出しにからみひとしお旨い


たのしみは いりこの香るだし土瓶 冷める間もなく持ち来てくれる

木村 飯山町東坂元

05年2月に閉店
突然の情報に3月21日に訪ねてみると張り紙も見えず静まり返っていた
何人かの人が来てはUターンしていた
もうあの土瓶に入ったいりこだしは味わえぬ

 

我が家の定番店である
家人は2玉、家児は3玉軽くいただくときがある
当然私は家長の権限で2玉である
上乗せはちくわ天が多いが
ときどき間違えて昆布天をかじるときもある
ごぼうの天ぷらもぜひお勧めです

いつも温いだしはいりこのかおりが高く塩加減も頃合でおいしい。
味も常に安定している。
安い、家族4人で1500円で納まる
日曜日が休みというのが唯一の欠点
朝早くから開店していて道路の両側の駐車場はいつも込み合っている。


たのしみは 県外ナンバー入り混じり 列なす人も機嫌よいとき

なかむら 飯山町西坂元

超有名店
飯野山を背景にねぎを畑からというコンセプトが
讃岐うどんを全国区に押し上げる源になった原点の店である。

行列が嫌いで
何が悲しゅうてうどん食うのに並らばにゃならん
そのうちにと思っているうちにますます行列化していきこのまま不登頂で終わるか
ここはやはり宏先生のHPをご覧あれ

飯山といえば桃である
春先に飯野山の周辺はピンクの雲がたなびく
いかにも桃源郷のたたづまいで
うどんを腹いっぱい食べて アー生きてて良かったと小さな幸せ感じたり
オキタ腹抱えてゴローンと花の下で昼寝するうち
あーこのまま起きなくてもいいなという気になっては
危ないあぶない
次もう一軒行こう


たのしみは 青空のもと鉢もちて 琴電ながめつうどん食うなり

赤坂製麺所 綾南町陶(すえ)

 

綾南町陶に在住していたとき電車通勤時は前を通っていたが
赤坂治療院の看板そのもので、うどん屋の認識はなかった。
別府旅人さんに見出され一躍メジャーに!
地元町民としては面目ない
やらこい麺で体にも優しい
家人には天ぷらがないとの点で評価が低い。

近くにJAふれあい市場がある
農家の人が朝取りの野菜を持ってきて並べている。
安い!!
野菜を買って大きな手提げ袋を両手にさげても1000円程度のときがある
裸麦の一種で「もち麦」というのがあり、これを揉み込んだもち麦うどんなんて変わったものもある
  16年4月より運行開始の町営バス

曜日限定の手作り豆腐はお勧めものだが、これとて売り切れごめんだから午前中勝負
更にさぬき名物さわらの押し寿司も食べる価値あり

遠征組はうどんばっかりで野菜不足の食生活になっているから
帰りにここへ寄って野菜を仕入れるべし
冬場ここで高菜を両手一杯買い込み
なぁに金額にして一束100円程度だから財布の心配はいらない
「まんばのけんチャン」を作って食べるとこれまた讃岐の味である。

16年10月の台風23号のつめ跡


たのしみは こしかがめたるとしよりが 釜より掬い麺くれし時

田村 綾南町陶(すえ)

誰もが知ってる
知らないものは徹底的に知らないが
綾南町の誇り
在住中は玉買いの日々
昼前に近所の人が行くよと声掛けがあれば四玉お願いと
一括共同購入
あるいは近所の食料店にて購入
だしは自分の好みで自宅でゆったりいただく

写真は初めて店内で食べた時
丼の奥のほうに捏ねた玉が蓄えられている。
少ししよっぱい目のだし、しょっぱい目の麺

おばあさんの孫と、このページに時々顔を出して生意気げにうどん食っている愚息とは
陶保育園の同級生であった 
それももう一昔前の話


たのしみは 早めに入りて天ぷらが たくさんあれば心豊かに

松岡 綾南町滝宮

恐るべしが出るまでまったく知らず
ご町内の人はそんなものです、食べ慣れている店へ、食べ易い(並ばない)店へ足が向きます。
なんてったって昼飯のうどんなんだから
おしゃれもしないで、サンダル履きで行くのです。

立地的にはわかりやすいけれど車が止まっていないとつい通り過ぎてしまうことが多い
それぐらい自己主張しない店構えである。
されどうどんはしっかり主張する
カウンターの中で大将が打っているのを見ながらいただくとひと味深まる気がする。

近くに道の駅滝宮がある、うどんアイスで有名なうどん会館もある。
夏場になると道の駅はオートキャンパーが多数滞在する(ローソン至近)
 
川を隔てたところの滝宮天満宮は
学問の神様菅原道真をお祭りしてある受験生の聖地
  

讃岐に赴任していた時には雨乞いまでしている(無形文化財の念仏踊りの起源)
後、九州に飛ばされる時
「東風吹かばにおいおこせよ梅の花 主なしとて春な忘れそ」と詠ったり
左遷を恨んで死後怨霊となって
「鳴る雷となって内裏に飛び入り我に憂かりし雲客を蹴殺すべし」
都に雷を落としたことから雷よけの神様にもなった、
「くわばら くわばら」の言い回しは道真の領地にちなむとか?
陰陽師安倍清明が活躍するのは100年程後のこと

そういえば香南町の冠櫻神社の近くに 清明のなんとかと標識が出ていた
今度調べてみよう

百人一首にある管家の歌
 「このたびは 幣もとりあえず 手向山 紅葉の錦 神のまにまに」


たのしみは のれんもかからぬ店構え 漂う湯気と匂いで入りぬ

いなか  (高崎) 綾南町陶                            

     

バイパスが通るまでは国道沿いでありその頃からうどん屋であったらしいが
営業しているかどうか全く気づかなかった。

早朝の赤坂で一玉食べた後
続いて訪れたのでちょうどできたてのうどんをいただく
(この後田村へ向うので食感はだんだん硬くなっていく
 赤坂、高崎、田村で綾南町製麺所トライアングル)
天かすの油感が何ともおいしかった。

近くの赤坂もそうであったが
町内の住民でありながら知らないのは、
高松に通勤しているので車で走っても
営業時間中に遭遇していないことが大きい
特に朝早く南から市内へ向う時何の目印もなく
夕方日が落ちて帰る時にはこれは殆ど気がつかない

「よくぞたばかったな、手打ちにしてくれる、そこへなおれ」
「へぇーうちはズーっと手打ちです」


たのしみは 海老天 ひら天から揚げも 目移りしつつトレーにあふれる

玉吉 綾南町陶



宮脇書店で立ち読み
しかる後コイン握りしめて、からあげとうどん食べるのが家児の最高の暇つぶし
大勢でも収容可能とばかり少年野球チームが二チームなだれ込んでも大丈夫


たのしみは 川に架けたるすいしゃにて 粉を挽きしと屋号に読めり

まんどぐるま 国分寺町新居

 
我が家で一番回数の多い日常店
理由その一、家人の運転でも行ける、その二、安くて天ぷら類も豊富
うどん、そば、ラーメン特に家児はラーメン大を食べた後で
うどんを頼んだりする。
讃岐らしく少し甘めのかかっただし

今回改めて写真をとってみて初めて気がついたこと
小林という名前だったのか
以前は駐車場の横にある小屋のようなところで食べていた
常に食べるうどん屋の名前は意外に正確に記憶されておらず
あそこ、あの、あっちのとか言う表現で通用している。

製粉所、精米所
さすが大きな石臼を廻していたと見えるのが店頭に飾られている
厨房の中では女性がうどんを手打ちし、麺切り機で切っている
ローラーを使っていないが手際よくどんどん出来上がっている
打つ人、ゆでる人、洗って玉とりする人
あるいは玉買いのお客さんに袋に入れるなどチームワークよくてきぱきしている


たのしみは 朝早くからうどん食う 仕事に向う人に混じりて

てらや 国分寺町福家

   

大阪から鳴門経由で綾南町まで走るとここへ10時前につく
この時間だと「山越」は混雑中と読んで
遅い朝飯代わりに立ち寄ることが多くなった。

天ぷら類も数々あり
おでんもみそダレがおいしい
意外に朝早々でも、「うどん大」の声が多い
なおかつ小さな子供を連れたママ風の姿も小座敷で見かける
喫茶店のモーニング的な食べ方か

国分寺町もうどん屋が多い激戦区になりつつある。


たのしみは 玉をもらいててぼをふり 鉢よりふうわり だし香るとき

一福 国分寺町福家

セルフの店である
入り口入ったなら
バラ寿司、稲荷、まき寿司、きな粉のかかったおはぎもあるのでおなかと相談しながら
カウンターでいかにも優しげなおかみさんに大、小をきっぱりと宣言
うどんの入った丼をくれるから
好きな天ぷらも小皿に乗せて
お金を払って
湯がき場で自分で大型のみそこし(てぼ・うどんいかき)にうどんを入れて
あつい湯につけてチャッチャッとゆすってゆがく

左手の(右利きなら)丼もついでに湯に少しつけて温める
てぼから垂れる湯で丼を温めるといっそう玄人らしく見える

後は大きなタンクの蛇口をひねり、
だしをたっぷりなと少しなと as you like
小座敷なり(窓を開けるとJRの電車が通るのが見える)テーブルでも席を確保したなら
心やすらかにおあがりください。
食べた丼は食器入れに片付けて
楊枝加えてごっつぁん
随分長いことご無沙汰しているけれど、いかにもセルフの典型店である。


たのしみは 商談のとき口コミで 隠れたる店いまさらに知る

三嶋 国分寺町国分

かっては国道11号線であったがバイパスが抜けたので流れが変わったが
国分寺の前をひと足入った所

この店の北側の小高い山が五色台である
ちょぃっと腹ごなしに登るにはしんどいが
高い処から瀬戸内の海や讃岐平野を眺めてみよう

五つの色の峰の中に白峰があり
深い森の奥に崇徳院の墓所がある(白峰寺88箇所81番札所)
保元の乱で敗れて讃岐に流され怒りの内に亡くなった帝である
道真の怨霊は雷を呼び、帝の怨霊は天狗になった
上田秋成の雨月物語では「手足の爪は獣のごとく生のびて、さながら魔王の形」とある。

落語「崇徳院」にも出てくる有名な歌の歌碑が坂出に立てられている

百人一首に入っている崇徳院の歌
瀬をはやみ岩にせかるる滝川の われても末にあわむとぞ思う

 江戸川柳に 雷も天狗もまじる百人一首  


たのしみは うわさたがわぬ 麺のこし おやじのおもい こめられしわざか

ジャンボ豊 国分寺町

   

晩秋の1日
写真のように夕暮れ近く影が長くなる午後4時前なれど釜揚げを頼むと、釜にばらばらと生麺をさばき入れてくれる。
湯で上がりまでおでん鍋をのぞいてすじ、大根、こんにゃくと迷ったあげく豆腐にする。
からし味噌をたっぷりかけて、うどん用のねぎもかけてほがほがといただく
ここも大きなとっくりに入ったつけだしであるが、色は薄口醤油系で底まで透き通り美しい。
うどんがくるまでにねぎをいれて味見をしてしまう

やおら釜揚げが出来上がる、麺は少し黄みを帯びたあめ色でこしを感じさせる様子である。
釜揚げだけど麺の表面のぬめり感はなく、力強いかみごたえがあり、塩っ気は少ない。
時間が遅いので茹で湯も塩気が多いかと、丼の湯も飲んでみるが煮詰まっていない。
ご主人が「こまめに釜の湯を換えているからなぁー」

この後、国分寺町営バスに乗り、県営プール、役場を経由したところで2人の乗客が降りてしまい、小型のコミュニティバスはコトデン岡本駅までぐるっと町の境界線を巡った後、私一人をはくちょう温泉まで運んでくれた。100円玉1枚渡して運転手さんに大いに感謝。


たのしみは うどん温めつ見る壁に 子が作りたる研究成果

まえば 綾歌町栗熊


製麺所である。
次々と茹で上げられすのこに並べられていく

セルフの店 
天ぷら等の並んだ隙間からうどんの量、温・冷を発注する
若い幼さの残る女性が注文を聞いてくれる
てぼで麺を温め、だしも自分でかける ねぎは勘定の時にたっぷ

三世代?が和気あいあいと店を切り盛りしている。
いかにも家業という雰囲気が暖かく、ほのぼのした気分が快い

日曜日の朝、仕事を終えたドライバーがビールを傾けながらうどんを食している、
窓から柔らかい日が差し込んでくる
さながらフェルメールの油絵の斜めに差し込む光を見るが如し
ゆったりとした時間が過ぎていく

天ぷらもなかなか特徴がある
半熟卵の天ぷらは青海苔がまぶされている。
かまぼこ・なすびは切れ目が入って手袋状に末広がっている。
 

まだまだ見どころが多い
壁をご覧下さい。
カブトムシの観察日記、うどんの作り方
先ほどの娘さんがつくったかと思う、夏休み?の研究発表が貼られている。
その下の方には手打ち用のうどん粉がみやげ用に多種類並んでいる。

ここの隠れたメニューに
釜かけがある
釜揚げを温かいかけうどん用のだしをかけていただく。
水で閉めていないソフトな麺と、あったかだしがベストマッチ
上記の半熟卵天をつぶして釜玉のだしかけも一度は食べる価値あり
この辺は宏先生にお任せ


たのしみは 白きうどんに淡いだし ねぎの青さがしみじみさえる

香川屋 綾歌町栗熊

 

14年春オープン
拡張された32号線沿いに大看板にふさわしい大型店、駐車場もたっぷりある。
5月連休の1日
開店時間前だったので日差しの強いなかベンチで待機
讃岐らしく少し甘めのだし
明るい清潔感漂う店内

おいおいみんな一緒に「いただきます」してから食えよ
一人だけ先に食べちゃいかん


たのしみは 列なす人が今日は無く 心穏やか並ばざる時

山越うどん 綾上町羽床上

 

名店である。
釜玉が待たずにいつでも食べられるのは、
裏返せば押し寄せる食べる人のおかげといえる。
であるならば連日の大行列も耐えねばならぬ、待たねばなるまい。
だが駐在所の向こうに行列が見えたときは速攻でUターン

今の様に駐車場が充実する前いったい何処へ止めていたのだろう
道路際でもそんなにご近所に迷惑をかけていなかったような気がするが。

またまある日早朝より出かけると開店前でなおかつ一番乗りであった
この時は気持ちよかったなぁ
うどんを食べて、チラシの入ったままの新聞をじっくり読むうちいつしか行列が出来ていた。

家人に評価が高いのは
麺のおいしさをいうまでもなく、天ぷら類が充実しており、かつ安い
(しょっちゅう出てくるフレーズ)
安いとは言っても気をつけねばならぬのは、麺のうまさでずるずるっとのどに通ってしまい
お代わりを重ねることである。
この時も家長が冷たい山掛け大を食している間に家児は釜玉大、お代わりで小をぺろっていた

16年3月

一杯百円のうどんを求める人、それに応えようと頑張る店の人
それにしても大変だ
近所に気を使いながら
駐車場を確保し、バリアフリーのトイレを設置し、ガーデンテラスまで拡張せざるを得ず
味を守りつつ更に投資を求められる
人気店の宿命か


たのしみは 丼持てる皆が皆 川に向いて ずるりずるずる

池内 綾上町

 

鯉の店としてマニアに知られている。
ラーメン丼に入った麺、ほんの少しかけられただし
うどんならNO GOODといわない家児が遠慮する
トイレの消臭剤のにおい
だしが入っていないと思いウォータークーラーの水を入れてしまった失敗から立ち直れていない

前の道路を北へ突き当たったところに
清酒「綾菊」の綾菊酒造がある。
冬の1日酒蔵開放として見学会が開かれる。
酒作りの一通りの見学をした後で利き酒コーナーがある、なかなか全問正解はできない。
その後は呑み放題(シーっ声が高い)新酒しぼりたて・純米・吟醸・どれだけ呑もうとアズユーライク
帰りにはお土産までいただいて  あー行きてぇー

新酒鑑評会で金賞を連続受賞しつづける讃岐の代表である。
この蔵は地元のオオセトという米を使用して酒作りをしている。
地粉にこだわる水車、田村とあい通じるものがある。
「国重」という杜氏の名がブランドになっている吟醸シリーズはお勧めである。
県内どこの酒店でも並んでいる、是非うどん巡礼のお供に入れるべし


たのしみは 遠くから来た 旅の者 うれしといわれ 立ち去りがたく

たなかや 綾南町陶        

  

コトデン陶の駅前食堂
ふっくらした優しげなおばさんがやっている、
さぬきうどんというよりも町の食堂系のうどんである。

年季の入ったテーブルが3卓ほど
暑いから冷たいお茶がいいかねと冷蔵庫から出してくれる。
ゆうべはバイクがバリバリうるさかった、陶病院が移転するなんて世間話が
やさしいうどんに味わいを深くする。

後から入ってきた近所のおばさんも、うどん大におでんに味噌だれかけて
これまたお彼岸が近いのでお墓の掃除とかの世間話しながらうどんをすする。

電車の時間になったのでそれじゃご馳走さんでした。
又おいでくださいと見送ってくれる。


たのしみは 桃の花咲く丘のうえ 店は新たに腕は確かに

丸幸 飯山町    

   

国分寺善通寺線
別名うどん街道 数々のうどん店が軒を連ねる
道路から少し入った
飯山の運動公園のふもとに開店した店である。
小高い駐車場から飯野山方面を望めば桃の花が満開である。
今年は少し早いのか。

青石のモニュメントを見つつ店に入る。
お品書きにひやひや、あつあつと書かれている所から名店宮武の流をくむと読まれる
その気で見ると麺はややよじれが見られるが手切りではなくスライド麺切り機である
こころもち柔らかめであった

だしも穏やかでうまい

木を多用した店内は明るくこぎれいで、小上がり、テーブル席どれもゆったりしている。
天井に古い農具(唐箕)が飾られていたりする。
客の入店に合わせてビックリするほどおおきな声で「いらっしゃいませ」が響き渡る。

この日は桃の花が咲き誇り町内濃いピンクに染まっている。運動公園では桃祭りを開催中
小雨の中を飯野山を見つつしばし桃源郷を楽しむ

   


たのしみは 老いも若きもうちそろい うどんたべれば こころほんわか 

根っこ 国分寺店 国分寺町                    

   

連休の1日
親戚が広島から訪ねてきた
大雨の中、
親・子・孫・ひ孫の四世代のグループが出来るだけ心穏やかにうどんを食べるには
ということで
セルフうどんファミレスのここに落ち着いた

駐車場から店内へのアプローチはスロープ付で杖をつく老人にもやさしい
昼前の店には、客もまばらでどの席も占領可能である

天ぷらもの、ちらしすし、いなりすし等ご飯物も豊富にそろえられている。

ここでも家児の一人が肉うどん大を頼むと
玉きれで、一人取り残される
程なくタイマーの音がして遅れをとり戻すべく肉入りが届く
一口ずつ肉を取り上げる

プレスの効いた、細めの麺は茹で上がりを早める為か
されどしっかりとした食感を保つ

長い麺をズルズルとつけだしに引きずり込んですすり上げる



うどん独楽吟へ戻る 

SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送