うどん独楽吟
南部地区   
             川八 08年3月24日更新

たのしみは いつも素通りする店を メニューに惹かれ 足を踏み出す

川八 満濃町

釜揚げで有名な店で6玉入りのたらいを3人で食べる
少し物足りない
別の店でもう一杯食べたいということで讃岐新道を北進する
のどかな田園地帯のこの店は満腹状態でいつも横目で通り過ごす

本日はしょうちくという聞きなれないフレーズに惹かれて入る
写真つきのメニューが壁に張り出されている
満席のテーブルがひとつ空いた
水が来る、注文を聞いてもらう、久しぶりの一般店である

かけちくを注文
かけうどんにはかまぼことわかめが入っている、その上に太目のちくわ天が乗っている
熱いですよと声をかけてくれる

なるほど外はかりっと中はもっちり熱いちくわの天麩羅は
穴が大きいだけ直径も大きい 当たり前か

だしをすって潤びてきた時もうまい

隣に掛けた家族連れは半分がしょうちく、中にはラーメンを頼む人もいる
えっラーメンあるんかとラーメン大好きのわが息子がしまったという顔をする

本日は小銭が不足して、子供におごってもらう、初めての事なり
 
   



たのしみは 目に涼しげなほそめんを するりするりと のどであじわう

おがわうどん 琴平町                    

金毘羅の象頭山を右に見つつ琴平駅から線路沿いに歩く
前を歩く女子高生は長い弓を手にしている
休日練習か、あるいは試合か

角を曲がると
暖簾が出ている  ラッキー
先客は大きなかばんを持った観光の女性客、後で琴電で一緒になる

店員さんが
今日は涼しくなったねえといいながら注文を聞いてくれる
きっぱりと
本日のご注文は、細ざるうどん 
これぞこの店のスペシャルである
見た目も涼しげな細い麺がみずみずしい
麺線は薄くかつ細く切られている
つるつるとすすりこむ
つけ汁は少し甘めで、私の好みではもう少し辛めがいい

うどんというよりも冷麦の感覚
麺の味はかみ締めるより のど越し優先

感情を済ますと、奥さんが
お山へ行くのですか、お気をつけてと見送ってくれる

   


この店の近くのバス停にあるせんだんの樹 見ごたえのある巨樹
  


たのしみは  雨無し炎天 ものとせず ダリア咲く道店へと入る

花畑うどん 琴南町中通り          

   

土器川を遡り河岸段丘を山際へすすむ
清流が走る小さな水路に落とさないように進む
空に白い入道雲、サルスベリの赤い花、
麦藁帽子に捕虫網を持った子供が
ダリアにとまるアゲハチョウを狙うという光景が浮かびそうな所です

小屋というかガーデンハウスとかっこよく呼ぶか
中へ入って
おばあさんに注文すると
4人合計で7玉になると奥で何やら相談している、
玉切れかいな
おっちゃんがござのしたから切った麺を引っ張り出す

幸い
私の醤油うどんは一番に来て
テーブルの青唐辛子をまぶしていただきます
時間がたったせいで表面はざらついています

かまわんのです、おなかにやさしい麺も時にはいいものです

家族が頼んだかやくうどんは
大きなしいたけがなんとも雰囲気を出しています

食堂のうどんというコメントでした
ここのトウガラシは谷川米穀より辛さがマイルドである
甘トウガラシを多めに入れごま油に少しの砂糖か?


たのしみは 石段のぼる人びとが 気づかなけれど街の人来る 

うどんや 琴平町        

    

金毘羅さんの参道でないが
地元の人のための商店街、雑貨金物店を目印に曲がった
狭い横丁にある
この商店街に数軒 金物店があるがうどんを温めるてぼや麺棒や
いまでは珍しい しゅろで作った箒等並べてある

麺打ち場で女主人が打っている、時々後ろを振り返って茹で釜の様子を見ている。
カウンターが五脚程度、奥に2つのテーブル
こじんまりとしたお店であるがおでんの鍋には温かい湯気が立っている

うどんは女性が打ったとは思えぬほどのこしがある
温かいぶっかけをいただいたがだしもころあいでおいしい
てんかすの油とレモンのサッパリ感が不思議と旨い

近所の人が、探していたネコが見つかったなんて報告に来ている


たのしみは 若い家族が 力あわせ こころ豊に 温かくあり

太郎うどん 満濃町           

   

金毘羅の象頭山を左に見つつ
小麦、裸麦がいつしか緑を濃くした田圃が広がる田舎道
北へ向う
大きなのれんを横目にこざっぱりしたお店へ入る
一玉、二玉、三玉の分類である

お昼前とはいえ、小さい子供を連れた家族連れが数組
座敷で楽しく食べている
小さい女の子がこの店のロゴの入ったTシャツで手伝っている

大きなげそ天は頼めば切ってもらえる
おでん串を取る息子、
二玉を言ったつもりが三玉入りの丼にかき揚げを載せる息子
店の人があわてて勘定を安くしてくれる 申し訳ない
小に天ぷらを2つ載せる家人
二玉にげそ天の家長
まとめて○○円 お安い

だしはあっさりおいしい


たのしみは たぎる釜より取り出せし 麺がたらいで湯気をあげおり

長田 仲多度郡満濃町吉野

安定度一番の名店
釜揚げうどんとはのメートル原器である
屋島のわらやはここを目標にしたとか
小縣屋はコバンザメ商法で長田の近くに出店したとか
平成14年一時閉店したが復活して話題を振り撒いた

きな釜で次々と茹で上げられるけれど溜まる間もなく人の中に吸い込まれていく。
だし入れ、湯のみ、丼、だしとっくり、
しょうが、ねぎ、ごま
釜揚げ、冷やし実にシンプル
いなり寿司、おにぎりを見かけたけど食べたことはない、
腹に余裕があればもう1玉余分に食べたいから。

16年盛夏 台風の中随分久しぶりに出かけた
家族4人 釜揚げ6玉いりたらい、冷し6玉(たらい) 先を争ってすすり上げる
だしをたくさん入れると麺を多く入れられぬ
2本ほどつまんで入れるとかっこいい
以前と比べるとやや細めに感じた
お勘定は2000円也


たのしみは たまに見るたび拡がりて 大型バスの連なりを見る

小縣屋 仲多度郡満濃町吉野

今ほど大きくなる前に道路端に車をとめて数回覗いたきりご無沙汰、
ここへ来たら長田に行くことが多いので味の程はよく知らず

商売の上手さが世上声高にいわれるが、
それ以上にうどんへの熱い思いがここまでシンプルに仕上げた
熱い長田、冷たい小縣屋
うどんがでしゃばらず大根の存在感に任せた処に偉大さがある

さぬきうどんの知名度の引き上げに貢献大


たのしみは 道を挟んで向かい合う この店ありてトライアングル

柳生屋 仲多度郡満濃町吉野

店員がなかなか親切ていねいな対応をしていた記憶があるが
どうしても我が家は長田へ直行してしまう
すまんねー


たのしみは 巻いて延ばしてたたむ後 ほうちょう持つ手 動き無駄なく

宮武 仲多度郡琴平町

名店として誰からも高い評価を受けている
大将が常に麺をのし、打つ、切ると全て手作業で行い、
なおかつ勘定までやってしまう
手打ちであるので機械打ちに比べて麺の厚さにむらが出やすく
(端の部分は薄くなりやすい))
舌触りが不安定と家人は不満を言うが
そういう味覚もあるが一方では
ばらつきがあって食感の異なる麺が混じるのが良いとも
少しよじれた麺はおいしい
天ぷら類も豊富である

奥の座敷で座り込んでいても出来上がれば呼んでくれるので安心
何処がどうということがなくうまい

初めての時は道路から少し引っ込んでいるの行ったり来たりしたが
このところ駐車場が整備されたのでわかり易くなった。

くから来る人をありがたいとも思うし
毎日来てくれる近所の人こそリピーターだから大事にしようとも思うし
食べ終わって客が笑みを浮かべた満足感で帰るかどうか
ご近所にも混雑で迷惑をかけないかと気兼ねしつつ繁盛店は大変である。



ブームも冷えて空いて来たと言うので平成18年の春のお彼岸の平日
随分久しぶりに出かけた
風除け、雨よけのシェルターが装備され、入り口の前に3列の待合ベンチが並ぶ
列に並び、ベンチに座り、座敷に上がりこみ、うどんを食べ終わるまで一時間
どっこもすいてるなんて言えないぞ
大将相変わらずうどんを打ちながら暗算で勘定してくれる


たのしみは 探し尋ねて入りし店 うわさにたがわぬ味の深さよ

やまうち 仲多度郡仲南町十郷大口


 

昔、昔の高速道路がない頃
高松から高知へ行くのにさぬき新道(他県の人は意味不明)を走って、
「長田うどん」の交差点を南へ直進し
土讃線沿いを走り、32号線に合流するコースをよくとった。
途中線路の向こうに小さなうどんの看板があったのは見ていたが
早朝なので寄ったことはなかった。
うまいうどん屋らしいぐらいは聞いたが全く「おそるべき」のおかげである。

線路沿いにため池があって晩秋の頃池の水を抜いて
魚をかいぼりしていることがあった
取った鮒はてっぱいになったのだろう

近くに塩入温泉がある
建物も改装されて新しく気持ちよい、入浴料500円の価値は十分ある。
新緑の時、紅葉の時湯上りの火照った体を冷ましながら
デッキで眺める景色は最高である。

何軒もうどんやめぐりをするのも楽しいが
うまいうどんを食べた後余韻を楽しみながら
ゆたーっと温泉にひたるのを贅沢というのは
小さすぎるか


たのしみは ぢ粉にこだわるあるじゆえ 讃岐の色を麺に込めたり

水車 仲多度郡仲南町

こんぴらさんのふもと

讃岐の地粉(ぢごな)にこだわったうどんで少し色が薄黒く感じる

農林○○号とか
かって農家の人が収穫した小麦を製粉所へ持ち込み粉にしてもらい、自分でうどんを打つ
更に付加価値を高めようとした製粉所の努力が
麺作りまで請け負うというスタイルに進み、作る人、食べる人に分かれていった
製粉所・製麺所・食堂・食料品店
形態こそ違え(今風に言えば業態こそ違え)何処も地元の皆様御用達であった
地元にこだわる人がいる限り食品産業でなく、食べ物屋としてのうどん屋が存在する


たのしみは だしの溜めてるタンク見て 今日はこれを あるはまたこれ

やましょう 満濃町四條

 ここは温か用、冷たい用のだし(讃岐うどんではつゆのことをだしという)が4種の象印(タイガーだったかのう)のポットに用意されており、自分の好みで、濃い目であろうと、つゆだくであろうと、かって気ままに入れることができる
薬味(ねぎ・大根おろし・しょうが・てんかす)も大きなボウルにたっぷり盛り上げられている(ねぎのスブーンは小さい目が不満)

んぷらは定番のちくわ天も含めてたっぷりある
大きな半熟たまご天もある
家長はたまご系があれば指名することになっているので本日も当然
麺の上に鎮座している。
 

ここも子供さんがいるのか壁に作品が貼られている
横のひさしの所にヘルメットをかけた通学用の自転車が止められている
家族という感じが雑然とした中で温かみを漂わせている


たのしみは 旧街道にたたずみて 古きのれんと おだやかな味     

さらさや 琴平町榎井

  

榎井はこんぴら五街道の一つ高松道沿いの町である。ここまで来れば金毘羅はすぐ

コトデン琴平から一駅だから下車したのは私一人、路地を抜けると20軒余りが道路の両側に並ぶ、
店は半分ほどが板戸(シャッターでない)を閉じている。

「凱陣」という旨き酒を醸す丸尾醸造所、左隣が同名の醸造所で味噌・醤油を造っている。右隣もたしか丸尾さん、斜め向かいが京金という店でここも醤油を作っているが
今は駅近くに移転している。

国道沿いに「呑象楼」という建物がある、幕末の侠客の居宅と言われている、高杉晋作も訪れたらしいが鍵がかかっている。

て、さらさやである。
3時前とて客はだれも居なかったが年配の奥さんが扇風機のスイッチを入れてくれる。冷蔵庫にビールを見つけると、奥さんがジョッキに注いでくれる。
平べったい麺は、さぬきうどんを主張しない、少しシしょっぱい目のだしが汗をかいた体には受け入れやすい

町内の人が用事で来てひとしきり喋って行く

近くに神社がありそこに水があるので、昔から水が良かった
酒蔵・味噌蔵・醤油蔵みんな同じ水

それにこの店のうどんの水も井戸水を使うとテレビで出たので役所がうる・・

ここの醤油はご近所の丸尾さんの醤油をつかっているとか

  


たのしみは 瀬音ききつつ列進み 湯気の中にて踊る麺見ゆ

谷川米穀店 仲多度郡琴南町川東



行列嫌いでもここは並ばねばならぬ
川の流れを見ながら行列の前方の人数を数えたり
煙突からの熱気、窓からの湯気、なかから聞こえるどんどんとうどんを切る音
食べ終わっていい顔、笑顔を浮かべて帰る人を見ていると
おあづけに否が応でも期待が高まる。

使用原料はもちろん小麦粉
ASWである限り製粉メーカーでそんなに差が出るとは思えぬし
店内で延ばし、切り、ゆがく手順を見る限り差を生む特別要素も見当たらない
麺の旨さだけで食べるというと偏りすぎるかと思うが
1玉食べると又1玉追加したくなる

おばあさん、嫁、若い娘、(若い人、少しだけ若い人、そうでない人)家族3代?が、(勿論もくもくとうどんを打つ、おのこの姿もみられるけど)
一生懸命つくっているのは横から見ていて気持ちよい。
その様子は酢・醤油・とんがらしにプラスする調味料とも言える。
それに付け加えるにこの周辺の景観が訪問者を呼び
来た人がリピーターに変じ、皆満足して帰る、
次世代に守り続けるべき店
     

10年以上昔
讃岐で仕事をしていたときには
美霞洞温泉てどんなところかなとわざわざ来たことがあり
それは讃岐の地の果ての感じのところであった。
当然旧道しかなかった。
岩豆腐なる看板を見た記憶があったが、うどんやには気がつかなかった。

行列に並ぶときは
夏場には暑さよけ、紫外線カットのための日傘、帽子が必需品であろう
らに
ご近所に迷惑かけているのだから
すこしでも地元にお金を落とそう。
近所の酒屋で缶ビールを一本用意しよう(いかにも酒飲みのいい口実である)
本当は岩豆腐を手に入れて食べながら、飲みながらが待つのが最高とは思うが

岩豆腐は予約制でご近所の人優先
いまだ食べたことがない
これをつくっているところを見るのも凄い
大きな釜で大豆汁を煮てにがりを打って型に流す
作る人は大汗ダクダク
食べる人はひやっとするする(但し岩というぐらいだから硬いのだろう)
どこかうどんと似たシチュエィション
作る側は気どることなく、ただもくもくと真面目に作る、家業としての誇りを持って

周辺に美霞洞温泉、美合温泉、道の駅の温泉も入浴料は全て600円である
炎天下、谷川で並んで缶ビールを空け
温泉に浸かってのんびりもう一缶なんて1000円札一枚の最高の贅沢

これも小さいか


たのしみは 人の頼めるどじょう汁 眺めつ大きなあげを食う時

宝山亭 香川郡香南町横井

エビ天ぷらが大きくて最高!
と家人に評判であったが行った時は
前に比べてエビが小さくなったと(数は増えてたかも)いうのが率直な悪口

隣のテーブルの人がしばらく席をはずしたのは
どじよううどんを頼んで時間が大分かかるかららしい、外でタバコ一服
駐車場から建物を眺めると六角形のドーム部分が少しレトロで怪しい

この近くに道の駅ができて
日帰り入浴温泉がある


たのしみは 赤信号にとめられて 新店発見Uターンする

こんぴらや 川東店 香川郡香川町

大阪を早朝に発って淡路島を縦断し
鳴門から海沿いの11号線を津田まで走って山沿いのパイパスに入る
9時ごろに交差点で信号待ち
角にこぎれいな新店見ぃーつけた(誰でも見つかるけど)

本日一番乗り
入ったところでどんどん茹でられている。
久しぶりの讃岐のうどんを軽く小一杯
つやつやとおいしい
明るく大きな店内でファミレス風


たのしみは 鍋に入れたる固い麺 戻る時間の待つもどかしさ

三野製麺所 香川郡香川町

ここは製麺所であるが食べる要素は無い
丼を持って行っても、とても食べられないときっぱり断言する。
店ではない事務所である。
異色であるが美味い
め色の固くかためられた麺が火を通していく中で白く透き通って、
うどんのもちもちとした固く、柔らかに仕上がっていく過程が脅威である
但し半時間ほど時間がかかるので逆算して準備しないと、
空腹では待ちきれず絶えられがたい

今でこそ冷凍麺が大きな勢力を持っているが、そんなものが無い一昔前、
知人へのお土産はここの麺だった
県外人になってからはたまにしか讃岐入りしなくて、自分の都合で日曜日に覗くので休日である。
先般たまたまチャンスが会って久しぶりに手に入れたが、最近は冷凍麺もやっているらしい。
でも多分旨いのは乾麺ではなかろうか、保存度が高くてなおかつ中途半端な生麺より旨い、当然冷蔵庫を占拠しないのでもらった先方も気楽である、


たのしみは ちょうずまわせというごとく すくえど手繰れど底が見えない

川島ジャンボ 高松市三谷町

食い逃げOK
達成者記録を読むだけで結構、チャレンジはしません

二日酔いの昼飯、汁気を求めてうどんを食す
ジャンボを頼んだのはまだ酔いがたっぷり残っていたせいか
なかなか減らないうどんにてこずる
洗面器(これも古語、死語になったか)かと思える器に顔を突っ込む


たのしみは 夜も明けやらぬ霜の朝 軒よりふきだす湯気のぬくもり

谷川製麺 高松市西植田

   

高松市とはいえ南の果てである
田んぼのまんなか、田植えの終った田んぼは薄い緑の苗がか細く頼りないが、水に映え、吹く風でさざなみが広がり、これぞ日本の原点といえる。

恐るべきに始まるメディア露出のおかげでいつかは寄ってみようと、
大阪〜綾南町の途中で何度かチャレンジしたが発見不能であった
或る時、花しょうぶをみてから帰阪しようと公淵公園を目指したところ、たまたま特徴のある緑屋根を発見
実はここの手前に得意先があり、何度も来ていた道なれど、もう一歩不足であった。
 
2時過ぎだったので有名な大鍋のだしの底をかき混ぜて煮込まれてくずれかけた野菜を載せたが、少し甘めの大根がおいしかった
丁度、はちくの季節で竹の子好きの私の好みであった
たっぷりかけただしを全部飲み干してしまった
中で食べてると若大将らしき人が帰ってきて、プラスチックのキャリー一杯の野菜をどさっと下ろした。明日の材料だろうか


たのしみは 店に入りて食べるうち 続々客の増えてくる時

学び屋 大川郡大内町

街道沿いの店はだいたいその前を通る時間が固定してくるので
新店といえど入るチャンスなかなかできない
たまたま入った時は営業開始早々の時間で他に客はおらず
若い店員さんに元気よく挨拶されて身の置き場に困るほど
食べてるうちに次々と入ってきた人々が注文するたび
「一歩下がって上を見て下さい」と言われている
カウンターに近寄りすぎるとメニューが見えない

どんなたぐいの飲食店でも私が座れば後からどんどん客が立て込んでくるので
自分のことを福の神の客(福助、招き猫)と思っている
(単に人より早く入っているだけやと言う指摘も間違いではない)
あなたのお店にも近々うかがいます


たのしみは 店を横目に にらみつつ 時間が合わず食べること無く

もり家 香川郡香川町

     

大阪から綾南町へ向うとき走る道で、かっては讃岐新道と呼んでいた道路沿いにある、
ここを通過するのは早朝か、昼食後であり、立ち寄るチャンスが無かった
連休の1日思いを込めてでかける。
じぶん時とあって混雑している、店の外に並ぶと、店員が人数を確認してくれる
グループはグループで席を確保してくれる

名物は大きいかき揚げである、
揚げたての熱い音を立てつつ届いたものは、見た目もさくさく軽い揚がり具合でおいしい
冷たいぶっかけは手打ちそのものでやや太目の麺にしっかりしただしがかかっている
麺はこしがありこれまた旨い

家族がそれぞれてんでばらばらの注文をすると、
全員いっせいに揃わない時がある。
本日も天ぷらうどんを注文した家児が待ちぼうけを食わされる
高いものほど時間がかかる

席が麺打ち場の前だったので次々玉が麺に変わっていく様子がよくわかる
奥では捏ねられた玉がふまれている

 

次々と押し寄せる客を若い店員さんが丁寧に応対し、気持ちがよい

この後、塩江温泉まで足を伸ばす
川沿いの日帰り温泉「行基の湯」420円 
混雑を予想したが意外にすいている、浴室内唯一人というときも合った位
露天風呂につかっていると新緑の木の葉をぬらして小雨が降ってくる
旨いもの食って、温泉につかって、この後道の駅の売店で名物ソフトクリームをなめる
1000円札1枚余りの至福のとき


たのしみは 山深き里 人々が 麦を持ち来て うどんに替えたか

三島製麺 仲多度郡琴南町川東

土器川を貞光方面へ国道438を走る
標高が上がったせいかエアコンの効きがよい
公民館をぐるりと廻って橋を渡る、渡った橋のたもとにお地蔵さんが二体
ここでスピードを落とすと道路右の赤っぽい家から突き出た煙突が見える
(煙突といっても直径
10cm程度 風呂屋の煙突ではない)

業中らしく薄いか はたまた熱か、空気がもやもや揺れている
表に廻ると開け放たれた窓、入口からいかにも製麺所という趣がうかがえる
入って右手にテーブル一卓

卓上は実にシンプル はし、醤油、一味唐辛子、ねぎ、味の素、卵の入ったかご


横手には粉の袋の山、大きな金たらいはこね用か、
機械はこれのみという感じの製麺ロー
ローラー、
作業台には丸くのされた麺帯、
これは機械とは呼ばないか木製の麺切り機、釜に入るまで休んでいる切られた麺

壁には3枚の色紙が(はるばる来た人は誰か尋ねてください)
竈から立ち上がる熱気、釜から立ち上る湯気、釜をかき回す棒
玉取されて整然とせいろに並ぶうどん玉

配達内容の確認をしたおじさんが軽
で出かける。

釜からもらった麺をテーブルの卵を割って釜玉にする
卵の味があつあつのうどんにからみつく
どことなく厚みの不ぞろいの麺は、粉の感じが残っている

雑然と感じるか渾然とみるか
何、うどんがうまけりゃ
いいのさと言う人も
のんびりするうどんを食べたい人も  いいところです 




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